俳句結社 柳橋句楽部

師匠なし、添削なしの自由気ままな俳句の会です。メンバーおのおので句評をぶつけ合います。月1回、都内某所で開催(現在はコロナにつきビデオ句会が主)。会員12名。句評(句の感想)のカキコミお願いします! また、仲間を募集中。興味ある方はぜひご連絡ください。

第294回句会報告【自由句】

3月23日に行った第294回句会「自由句」報告です。

 指先の膿引っ越して水温む めんこ
地2点/選者=十忽、庵々

桟橋でうごめく男の手に若布 十忽
人1点/選者=鉄平

あのメモはどこにあるやら春日さす 与太郎
無点

花霞手拍子Gパン高い声 庵々
人1点/選者=すみれ

亡き夫の日記に散る名かがみ草 みみず
地2点/選者=智、すみれ

老女らの化粧談義や春のカフェ すみれ
無点

雲切れて蝶蝶蝶の暖かさ 苦楽亭
無点

電気工かすみ点していなくなり 鉄平
天8点/選者=稚女、苦楽亭、十忽、すみれ、与太郎、庵々②、みみず

大試験母の磨いた靴の艶 智
地2点/選者=十忽、めんこ

ほろほろと蕗炊いている読書灯 風樹
地2点/選者=智、みみず

恋の猫ソプラノだったりベースだったり 稚女
地2点/選者=智、みみず